Power to the People.

naitora2005-05-12

日比谷野外音楽堂・公会堂で行われた障害者のフォーラムにスタッフとして参加してきた。
前途多難な障害者福祉の法律がまた改悪されるということで、当事者の声を上げて行こうというのが趣旨。
改悪の内容を短く説明すると、障害者が利用している福祉サービスの対価を障害者自身に負担させることが国会を通過しそう、ということ。
お金が有り余る障害者はまだいいけど(圧倒的少数だと思う)、障害者年金などでぎりぎりの生活を強いられている人にとっては死活問題になるのである。
その自己負担分の金額を払えないのなら、家族が払えというのだから、「障害者の自立」なんて何処とやら。
国の財政がパンクしているのに、政治家は机上でしか物事をみないから障害を持つ当事者たちが振り回されっぱなしなのである。

いつ何時自分が障害者になるか分からないので、多くの人に関心を持ってもらいたい。人ごとじゃ済まないのだ。


5000人くらいと予想されていた参加者も大幅に上回る6000人強が参加。
人一人の力はとても小さな物だけど、小さな力も数が集まれば何かが変わるかも知れない。

Power to the People.