コトバ

障害者に就労の場を与え、保護の対象から納税者に、という考え方がある。
その際によく「タックスペイヤー」という言葉が使われるのだが、横文字にすればいいってもんじゃない。
一般の人には分かり辛くなるだけだと思うが。
障害者のことを「障がい者」と呼ぼうとする動きもあるけど、障害者は障害者で広く認知されているんだから、別にこのままでいいのではないかと思ったりもする。最悪なのは「チャレンジド」と言う呼称に変えようとする動き。障害者に関心無い人には全然分からんと思うが。
当事者からそのような動きがあるのならまだマシだけど、障害を持たない人が声高らかに言っても冷めてしまう。
欧米では確かに障害者のことをchallengedと言うこともあるらしいが、何でも欧米のマネをすればいいわけじゃないだろ。オイラ、反対。



あ、メンタルヘルスってのもあったな。
よくメンヘルと略されてるけど、可愛い語感になってしまって意味の重さが伝わり辛い。
もっと分かりやすい日本語で語っておくれよ、身近な問題なんだから。
障害者と毎日向き合っている人間の独り言。