ライブ日記

大久保HOTSHOTで旧友のライブを見た。
同年代の友人で普段はライブの企画やらDJやらをやっているらしいのだけど、いよいよバンドとしてライブをやるというのだ。
なかなかアウトロー的な人生を歩んでいるのは彼のサイトで知っていたが、好きなことを続けている男っていうのはなかなかいそうでいない。
仕事や家族なんかのしがらみが年を重ねるごとに大きくなっていくのが普通の人生で、だんだんと自分の人生が日常に埋没してしまう年代ではないか、３０代半ばというのは。

その男のバンド、「ハヒフヘホーチミン」という。
なんとも人を食ったバンド名ではないか。
ホーチミンという名前もそうだし、サウンドも８０年代パンク。
スターリンの熱狂的ファンのその男の音楽的趣向がモロに反映されてて見ていて楽しかったぞ。

ライブは２０分くらいの短いものだったけど、自分が好きなことをやっている男の顔は輝いていた。そういえば、ライブハウスに来たのって何年ぶりだろう。５〜６年は経っているのではないか。お客もバンドのメンバーたちも絶対に俺より１０歳は若い奴らばかり。
ビッグネームの外タレのコンサートにさえなかなか足を運ばなくなっているこのごろだが、たまには無名バンドのライブでも覗いてみよう。
そしてエネルギーをもらってこよう。