【ロック日記】Undercover of the Night!

ローリングストーンズが来日するけどYahoo!のサイト(http://contents.shopping.yahoo.co.jp/fair/cddvd/stones/)を見てゲンナリ
「永遠の悪ガキどもが3月に来襲」だって。
何が悪ガキだよ。
こんな糞コピー考えたやつの顔が見たいわい。
こいつ、本当にストーンズ好きなのかな?


ストーンズは大好きだけど、商業主義にどっぷり浸かってるのを見ると何だかねぇ。
オレもストーンズTシャツを着ることがある。黒地にベロマークだから、目立つといえば目立つし、関心の無い人ならば全然気にしないだろう。
でもこんな風にメジャーになっちまうと、Tシャツ着るのもちょっと恥ずかしいかも知れない。
「あ、ストーンズのTシャツ!」って指差されたりしたら、もう・・・逃げたい。
「僕もストーンズ好きなんスよ!」と言われたら「ああ、そう」しか言えないしなぁ。
ストーンズが好きって人はそれこそ星の数(大げさか)ほどいるだろうけど、“好き”の濃度つーか、どれくらい好きなのかつーのは分かんないじゃない。
アルバム全部持ってますとか、海賊版も残さずコレクトしてますとか、swingin'pigなんて糞ですよ!とかのたまわれても困っちゃうんだよねぇ。
幸いにもそんな人に巡り合ったことはないけど、これだけ歴史のあるバンドだと、ファンの層もいろいろでしょ。
a bigger bang聞いてファンになった人もいれば、12×5が好きな人もいるだろうし。
まぁ、リアルなファンならば他人がどうこう言おうが関係ねーよ!と言うかもしれないしそれが多分正解なんだろう。


ストーンズに限らず、ビッグネームなアーティストたちって大人たち(まぁオレも大人だけど)の手垢にまみれちゃってる気がするんだよね。
でもあんなジジイになっても新譜出して、ツアーで世界中まわるってーのはすんごいエネルギーがいるということは想像に難くない。
でもさすがに「悪ガキ」じゃないだろ。
ある意味、模範的なビジネスマンだとさえ思う。
数分単位でスケジュールが決まっていて、敏腕マネージャーが切り盛りして、そつなくスケジュールをこなしていくメンバーたち。
何十年か前だったら、気に入らないことがあったりしたら取材拒否やインタビューのキャンセルなんてのはフツーにあったんだろうなぁ。
今だったらプロモーションのために、本心とは裏腹に笑顔で「ハーイ!」なんて言いそう。
しかしRIOで120万人相手にフリーライブをやったというのをニュースで見たけど、こんなことができるのもストーンズなんだよねぇ。
懐深いなー。
きっとミックジャガーの考えていることの100分の1さえオレには理解できないんだろうけど、馬鹿は馬鹿なりにロックを楽しんでいこう、かと。



閑話休題
近所のハードオフパンテラの俗悪を発見。
42円也。安〜ぅ。
ケースもディスクも傷があったのでジャンク扱いとして販売されていたけど、全曲ちゃんとプレイできたのでラッキー。
Cowboys from Hellのイントロ聞いて狂喜乱舞したのはもう10年以上前なんだよね。
俗悪も当時リアルタイムで聞いたときはビックリした!ヘヴィメタルの進化を見たというか。

なんか時代を感じてしまった1日だった。