【音楽日記】 〜MONO ”THE SKY REMAINS THE SAME AS EVER”〜

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MONOのDVD、「THE SKY REMAINS THE SAME AS EVER」を観た。
MONOというバンド自体の音に触れるのは今日が初めてなんだけど、すごくいい!
綺麗なメロディと轟音ギターのマッチングが素晴らしくてあっという間の2時間弱だった。
MY BLOODY VALENTINEとかSONIC YOUTHなどのバンドとかとは一味も二味も違うサウンド
もしかしたらこういったバンドの名前を持ち出すこと自体がナンセンスなんだろうけど、うまく形容できない。
MCで客を盛り上げたりすることなく、ひたすら自分たちの奏でる音楽で客を引き込んでいる様は圧巻。
ちなみに全曲がインストナンバーで、もう黙々と楽器を演奏してるのがカッコイイ。
日本のバンドがこうやって世界で活躍しているのを知ることができただけ、めっけもんだった。
映像もかなり凝ってる。ライナーノーツによるとワンカメ、つまりカメラ1台でワールドツアーを撮っていたみたいだが、これがリアリティさを増している。
熱狂するオーディエンスを克明に捉えていて、レコーディングの様子や、マーチャンダイズグッズを販売するところなど、ただのライブ映像とは違ってロードムービーのような感じもした。
実は数年前にメンバーの一人と知り合いになって、MONOの名前は知っていた。
なかなかその音を聴く機会がなく、何年か経っていたんだけど損した感じだよ、全く!
そのときは誰かにMONOってどういう音楽か聞いたら、「ポストロック」という言葉が帰ってきた(DVDの中ではこの言葉でカテゴライズされることを嫌悪していた)。
ポストロックという言葉に馴染みが無かったせいか、食指が動かなかったんだよね。
しかもその人の普段の感じからはMONOのイメージが湧かないのよ。ネット上での日記を見るとライブで各国を飛び回っているのがわかるんだけど、音楽の話があんまりないから余計にMONOのサウンドがどういうのか想像できなかった。
確かにロックという言葉では括りきれないと思ったし、別にカテゴライズしなくてもいい。
本当に今日がファーストコンタクトで、一曲も知らないままDVDを買ったけど久々に満足の行く買物になった。