【バイク日記】 〜ブレーキのリフレッシュ〜

XS750 new brake system



自分のYAMAHA XS750 SPECIALは1978年製。
発売当時は最先端の技術が惜しみなく投入されていただろうこのマシン。
DOHCエンジン、シャフトドライブ、キャストホイール、トリプルディスクブレーキ。
内容だけみると、今の時代でも十分に通じるかも分からない。新しいVMAXと同じだし。(エンジンはV4だけど)



しかし、自分のXSは作られてから30年も経過している。当然、あちこち手を入れるべきところがある。
そう、ブレーキシステムがそのひとつ。
当時はこれで十分だったかも知れないが、経年劣化等もあって交換したい箇所のひとつだった。
数年前にフロントのマスターシリンダーのダイヤフラムとフルードを交換し、キャリパーのシール類を交換したが、いつかはリニューアルしたいと思ってた。
そして今日、ようやくフロントブレーキシステムを一新することができた。
別体式マスターシリンダーとメッシュホースに換装 at garage UCG。
さすがにプロ、さくさく作業が進んで行く。無駄な動きは全くないし、仕上がりもキレイ。
昔、RZのブレーキホースをメッシュ化したことあるけど、結構面倒くさかった。エア抜きとか、時間がかかったし、フルードもずいぶん使った覚えがある。
自分でやるのも、それはそれで楽しいのだけど、ブレーキ関係は自分だけじゃなく、他人の命にも関わる箇所なので、やはりプロフェッショナルにお願いしたい部分だと思ったりする。
交換後、ブレーキレバーを握ると、カッチリとしたタッチに思わずニンマリ。
これ、これ!メッシュホースはこのダイレクト感なのよね。今までの30年経ったゴムホースとは全然違う。マスターシリンダーの変更も効いているのだろうけどね。
ルックスも渋い。
昔は赤や青のアルマイト加工されたバンジョーボルトに、銀のメッシュホース、それにスパイラルチューブを巻くのが定番カスタムだったけど、今回は銀のバンジョーボルト、黒いビニール皮膜に覆われたメッシュホースなので、ノーマル然とした外観なのである。XSはこっちの方が似合ってると思うのは自分だけじゃないはず。
別体式マスターシリンダーは好き嫌いあると思うけど、この箇所は性能を優先させたいところ。
ノーマルの樹脂製マスターシリンダーも味があるんだけど、半透明のボディはだいぶくたびれていた。



帰路につく途中、停止の度に、ギューッとブレーキを握る。フルブレーキ。
フロントフォークがグッと縮んで、いい感じ。