【買い物日記】PowerageのGORE-TEXジーンズ

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パワーエイジ。バイクウェアのメーカーである。
ここの製品は自分の好みなので、たまに購入するのだが、今回はジーンズを買ってみた。
ただのジーンズではなく、「完全防水ジーンズ」。
そう、ハイテク素材のゴアテックスを使っていて、透湿防水効果があるのだ。
どういうことかというと、生地の表面は水をはじき、体側から出る湿度(蒸気)を外側に排出する。
分かりやすく言えば、水は侵入してこないし、体温から生じる汗も外に出すので、生地はサラサラ快適なのである。
レインウェアやスキーウェア等ではよく使われているゴアテックスだが、ジーンズに使っているのは世界広しといえどもパワーエイジだけだろう。
ジーンズを裏返すと、全面にゴアテックスファブリックが貼られていて、普通のジーンズとは完全に違う。
あらゆる縫い目はシーム加工されていて、完全防水を期待させる。
フロントのジッパーや股の部分も独特の工夫がされていて、こちらも完璧っぽい。
肝心要のデニム生地もかなり質感が高いと思うし、シルエットもグッド。
レングスは34インチとたっぷり長めなので、少々丈を詰めた。
そして今日、仕事に着ていってみた。
自分は自転車で通勤(片道25分くらい)しているのだが、今日くらいの温度と湿度だと汗の排出が追いつかず、少々べたつく。
仕事を始めると、すぐに乾いた。(本日はデスクワークが中心なので運動量は少ない)
そうなるととても快適。裏側(ゴアテックス側)はサラサラしているので、普通のジーンズよりも快適に感じた。
仕事が終わって自転車をこいで帰る。
汗をかいて多少べたつく。防水ということは防風でもあるので、外気が全く入ってこないんだからしょうがない。


一日はいてみて思ったのは、このジーンズは運動するときには向かないだろうということ。
逆にバイクに乗るときは同じ姿勢だし、運動による汗をかかないからそんなに不快な思いはしないだろう。
肝心の防水性だが、水道の蛇口の下にジーンズをおいて水をぶっかけても、あら不思議。デニム生地の表面を水玉がコロコロ転がって行く。ガラコを塗ったクルマのフロントガラスのごとく。
想像をはるかに超えた防水性。


あ、デイリーユースで困る事がひとつ。
フロントジッパー部に独特の工夫がされていると書いたけど、そのせいでオシッコの際は面倒くさいことになること。
機能を考えると、許せる範疇だと思うけど。