続アライヘルメット!

先日、バイククラブのツーリングから帰ってくる途中、なんとシールドが吹っ飛んでいってしまった。
つけていたのは最近売り出し中のプロシェードシステム。
要はサンバイザーを外付けしたシールドなんだけど、高速道路をサンバイザー部を上にあげて走っていたらシールドごとどこかへ行ってしまったのデス。
一瞬何かわからなかったけど、すぐにアレ?シールドがない!ってことに気づいて、ちょっと速度を落としてなんとかサービスエリアへ。
シールドベース部には特に破損は見られないので、風圧で持って行かれたっぽい。
コンタクトレンズだったので、メガネにスイッチ。
走りだすも、雨が降ってくるわ、日が暮れるわ、メガネについた雨滴が反射して前方の視界が極度に落ちるわでさんざんな復路。
日曜日の夕方から夜の中央自動車道上りはいつも混んでるし、視界が悪くなるのってホント命に関わるね。
路肩にバイク止めて、メガネを拭いて走りだす。また止めて、メガネを拭いて走りだす。
これを何回か繰り返して帰宅。超疲れた。


帰宅後、純正シールドをはめてみると、難なく装着できるし、動作も問題ない。
やはりプロシェードシステムのシールドが風圧に負けたと確信しアライヘルメットの品質管理課にメール。
クレームというより、製品のテストは十分に行ったのか、自分と同じような体験をしたライダーがいないのか、という質問と、今後の製品づくりに活かして欲しいということを記した。
すぐに返信があり、検査したいのでヘルメットを送ってくださいとのこと。
ヘルメットを送り、すぐに電話がかかってきた。
シールドベースの部品が原因らしく、対策としてピンを付けた、これで大丈夫だと思う、とのこと。
質問した同様の事例がないのかどうかは「ない」との回答。
本当かよ〜とは思うが、信用するしかない。


ライダーがアライヘルメットを理由は様々あると思うが、やはり安全性第一の製品づくりをしているメーカーってのが一番ではないだろうか。
もちろんグラフィックや帽体のデザインや、かぶり心地もあると思うけど、俺としてはアライを選ぶってことは、より安全なヘルメットをかぶりたいってこと。
今回の出来事は、アライヘルメットがユーザーの声にきちんと耳を傾けているってのが分かったし、やりとりも高飛車なところはなく、ユーザーに寄り添う感じで応対してくれたことが実感できた。
信頼できるメーカーです、アライヘルメットは。
PL法もあるし、命に直結する品物を作っているから当然かも知れないけど。


ただ、訴訟が多いアメリカだったりすると、ユーザーももっと違ったアプローチするかも知れないし、結末もどうなったか分からない。