革ジャンのリペア

20年以上愛用していたSchottの革ジャンパーのジッパーが壊れて3年くらい経つ。
思い入れはそんなにないんだけど、あちこち共にした相棒。
捨てるのは忍びないし、革はまだしっかりしているから直すことにした。
どんな感じで壊れたかというと、スライダー(ジッパーを締めるのに指でつまむところ)をジ・ジ・ジ…とあげると、その下が開いてしまう。
要はチャックが閉まらなくなったってわけ。

これが修理前。

インターネットで調べても、大概がジッパーの全取っ替え。
1万弱くらいでやってくれる店が多い。
これは最終手段として、スライダーだけ交換してくれる店を探した。
最大の理由はジッパーの務歯(ムシ、チャックのレール)が新品になるとヤレた革ジャンとミスマッチしそうだったから。
前にMA-1のジッパーを直したときも、これが一番の理由だった。



で、見つけたのがクリーニングのたむら。埼玉県の三芳町に店を構えるクリーニング屋さん。
サイトを見るとジッパー交換にはかなりの自信がありそうなので、問い合わせてみると修理できそうな返事をいただいた。
本当は持ち込みたかったのだが、なかなか時間が取れず、宅配便で送った。土曜日。
月曜日には店から電話があり、修理内容と見積を提示してくれた。
修理個所は、フロントジッパー、袖のジッパー、ポケットの布破れの補修。
フロントはYKKスライダーの10番が合うとのこと。袖のスライダーも純正っぽく直せるし、ポケット破れも対応してくれるとのことだったので、修理を依頼。

待つこと数日。木曜日には宅配便で戻って来た。

相棒に袖を通し、ジッパーをあげる。うん!キチッと閉まる!
スライダーの色も修理前のヤレた銅色に近い。
革ジャンマニアではないので、YKKで問題無し。
修理代が、思いのほか安かったのもマル。

まだまだ着倒してやるぜ〜。